「掛け値あり」のMLM

「掛け値なしに素晴らしい」

なんていう表現をすることがよくありますが、「掛け値」の正体がなんなのかを知っている人は意外と少ないようです。



掛け値、というのは簡単に言うと本来売ろうと思っている値段よりも、わざと高い値段を付けること。

たとえば、本当は5000円で売ろうと思っているものに10000円の値札を付けておいて、

「お客さんだけ特別に半額にしますよ!」

なんて言って販売すれば、この10000円が掛け値ということになります。



厳密に言えばこれは「二重価格の表示」ということになり違法行為ですが、ア○横なんかでは掛け値から大幅に割り引いて売る、という商売はよく行われているみたいです。



MLMの商品価格も、この掛け値に近いものがよくあります。

例えば、大量に購入すると4割、5割と割引される商品がそうです。



本来、原材料にお金をかけている商品を半額にしたりすれば、たとえ原価は確保できても会社の利益はほとんど無いでしょう。



にも関わらず大量の商品を半額かそれに近い値段でディストリビュータに販売しているのは、本来の小売価格が掛け値に近い意味を持っているからだと考えられます。



『割引購入で在庫の山』

にも書きましたが、多くのディストリビューターが「半額になるなら・・・」

と無理をして大量購入してしまうのも、掛け値の魔力と言えるかもしれません。



最終的に売れ残ってしまったら、仕入れ価格が何円だろうと損失にしかならないんですけどね^^;



By MLM・ネットワークビジネスの真実